Mercoto

電子工作, コンセプトメイキング, 動画制作 (class of Gizmo at Royal College of Art and Imperial College London, 2021)
身近な食材から広がる想像の旅
よく口にするその食材は、地球のどこから来ているのだろう?
イタリア、モロッコ、それとも韓国?
このハカリは、身近な食材をきっかけに、あなたを世界の市場に連れて行きます。
まだ訪れたこともないかもしれないその街に、思いを馳せるためのハカリです。
ハカリの仕組み
スイッチ回路とカラーセンサー
このハカリは、食べものを置くとスイッチが入り、食材の産地と対応する市場の音が再生される仕組みとなっています。例えばイタリア産のトマトの場合、トマトが電気を通した瞬間にスイッチが入り、カラーセンサーの赤色の変動値を検知。対応する食材の産地を見分けて、イタリアの市場の音を流します。Arduinoの配線とソースコードはGitHubにて一般公開しています。
紙を用いたプロトタイプ制作や3Dレンダリング、20種類以上の野菜や果物のカラーセンサー実験を経て、最終制作物を作成。プロセスは動画にて公開しています。